当院は内科診療所ですので、内科の中の専門である神経内科の病気の他にも、一般的な内科診療も行っています。
 
また、地域の基幹病院である国立長崎医療センターや市立大村市民病院へ検査依頼や診療依頼を積極的に行っています。
 
 
 
高血圧症、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症 
   脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の原因となるこれらの病気。脳血管障害の発症や再発を防ぐためにも、これらの病気の治療を行います。
 高脂血症に関しては、頚動脈エコー検査で動脈硬化の評価をしながら、内服薬の選択をします。
 高尿酸血症は痛風の原因として知られていますが、動脈硬化の危険因子なので、きちんと治療が必要です。
 
 
甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症  
   手のふるえで受診する患者さんの中には甲状腺機能亢進症の方がいらっしゃいますので、これについても当院で治療を行います。
 また、もの忘れや気分の落ち込み、たまには歩行が不安定(失調性歩行障害)なために受診される方の中に、甲状腺機能低下症が原因の方がいらっしゃいますので、これについても治療を行います。
 
 
骨粗鬆症
   骨粗鬆症は骨が薄くなる病気で、骨折をしやすくなります。
当院の通院患者さんの中には、パーキンソン病や脳血管障害後遺症など体の動きが悪いために骨粗鬆症になる方が多く、骨折を起こすとさらに動きが悪くなってしまうので、骨折予防のために、骨密度を正確に測ることができる腰椎DEXA法で測定して、治療に当たっています。
 
 
不整脈  
   一瞬気が遠くなる、意識消失発作などで受診する患者さんの場合、その原因が不整脈であることがあります。心電図検査や24時間心電図検査で不整脈の診断をします。
 心房細動があると大きな脳梗塞をおこす可能性がありますので、予防目的で抗凝固薬で治療します。不整が強く心臓ペースメーカー埋め込みが必要な場合には、大村市民病院循環器センターに紹介します。
 
 
糖尿病性末梢神経障害  
   糖尿病で治療中の患者さんで、手足のしびれ感を訴える患者さんについては、筋電図検査で神経障害の評価をしながら、進行を防ぐような内服治療をします。
 
 
感冒、インフルエンザ、気管支炎、肺炎、膀胱炎  などの感染症
   高齢の患者さんでは、肺炎の場合にも症状が乏しい場合があるので、とくに嚥下機能が低下した患者さんの場合には、胸部レントゲン検査や、胸部CT検査で軽い肺炎でも診断して治療をしています。 
 
 
めまい症、立ちくらみ(起立性低血圧症)  
   めまい感で受診される患者さんの場合、良性発作性頭位めまい症のような普通のめまい症や、椎骨脳底動脈循環不全症のような脳の血流障害によることもあります。
 
 
喘息、肺気腫 などの呼吸器疾患  
   若いころからたばこを吸っている方などで、動くと息切れがする患者さんの場合、呼吸機能検査を行って治療をします。
 
 
リウマチ性多発筋痛症、線維筋痛症  
   これらは難病の多発筋炎とともに、全身の痛みを訴える病気です。
 
 
などなど..........